青い流星を見守る記録

色んな調べ物をした記録や、メディアの記録を記しておくブログ…でしたが完全に雑記と化している気がします。残念。

ついに戸次重幸がママたちの目線に気づき始めたってよ

毎度偏見に満ちているがとくに今回は、

完全な偏見が入っているものとしてちょっと(気持ち的に)はなれて見てください!

 

Colaからのおねがいです☆

 

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戸次重幸のファンは通称「子残念」と言われる。詳しい発生の状況は知らないのだが、大泉洋が自分のファンを「子猫」と呼んだことから、鈴井貴之オフィスキュー会長・水曜どうでしょうのミスター)はじゃあ俺のファンは「子虎」だ!となり、じゃあ俺のファンは「子●●」と他のメンバーにも派生したと思われる。

 

顔のでっかいリーダー森崎博之のファンは「子顔」、魚顔の末っ子の音尾琢真のファンは「子魚」と呼ばれる。なぜか、サブリーダー安田顕のファンのみ呼称が違い、安田が国王と呼ばれているためファンは「国民」)

 

そんな独特の呼称を持つファンとメンバーの関わりはそれぞれだ。

森崎さんからのでっかい愛をうけとって「ついて行きます!」な子顔

安田さんを誇らしく思い、時々不意に丁寧に紡がれる感謝の言葉や誠意に惚れ惚れする国民

大泉さんからの惜しげも無いアイドル級のファンサを受け取り彼の活躍を飛び跳ねて喜ぶ子猫

音尾さんからのあざとさとモテオーラと時々気弱になるところに振り回されてめろめろな子魚

 

 では、子残念はどうなのか。

 

 ずばり、息子と過保護な母親である。

(と子残念である私自身は思ってる)

 

 戸次さんの魅力の一つに「43歳児」と呼ばれる子供っぽさがある。

 

子供っぽさ…というか彼は子供のまんま40年近く過ごしてきたような部分がある。もちろんちゃんとした大人の社会人であるので、お仕事の現場ではしっかりと役者の仕事も、現場の人たちとのコミュニケーションも取れる。しかし、ホームである北海道でTEAM NACSとして仕事をする際は、メンバー等に対する空気の読めなさや、好きなものへの一極集中、大泉さんと結託しての騒ぎ放題、メンバー・友人の前での遅刻や忘れ物の多さなど、まるで小学生のような無邪気な自由さが溢れ出す。もちろんそれはファンが目の前におろうが、おろまいが関係なく、彼は来てくれたファンに「サービスしなきゃ!」などの意識はあまりない。(と思ってしまう自由さ。)

 

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日本人のイメージの中にある小学校低学年くらいの男子を思い浮かべてほしい。

 

彼らは自分の周りの思いを組んでそれに継続的にベストなかたちで答えようと思うだろうか。

否、思わない。

ひたすら虫を追いかけてどろんこになって、こっちなんて振り返らない。大好きな玩具の剣を振り回して、いかに仮面ライダーがかっこいいかを頼んでないのに語ってくれる。仲の良い友達と楽しそうに話、ゲラゲラ笑って、夢中だ。そしてカメラを向けると変な顔や、楽しければピースサインをしてくれる。そういう生き物である。

時にはなにか失敗をしたり、こちらの意図なんて汲んでくれないことに苛立つかもしれないが、それを憎めようか。

憎むこと等できない。

その姿はひたすらに心の美しさ故に無邪気で、自分が決して今なれない姿で、とてつもなく愛しいからだ。

それが戸次重幸を知っていくと見えてくる彼の姿で、ファンはそれを自然と受け入れて愛し、そしてその子供っぽさから彼が受けてしまう誤解に対して戦っている。

「うちのしげちゃんになんてこと言うのよ!!!」「うちのしげちゃんはちょっと迂闊なだけよ!!」というかんじで。

そして彼が楽しそうにしていればそれだけで嬉しく、43歳になってもイベントの企画でサーベルを自分が持ちたがれば「かわいいなぁ…」と目を細めている。

 

しかし、そんな母子的関係に長年彼は気づいていないものだと思われていた。

ところが、今年発売された「クロワッサン」に掲載されたインタビューで彼はファンについてこう語った

  

「僕のファンの方の特徴は老若男女問わずなぜか僕を母親目線で見てるってことですかね。『シゲちゃん、今度はこの役、頑張ってできる?』って、生あたたかい目線で見守ってくれてる感じ(笑)。」

※「クロワッサン」2017年2月10日号より引用

 

子残念としては

「き、きづいたああああああああああ!!!!!」

という気持ちだった。

メンバーに自分が作るのハマっているからって煮卵をひたすらに作っては食わせて迷惑がられていたあのしげちゃんが、テレビのバラエティや撮影現場で周りが引くほど自分の好きなジブリ映画の場面を再現して一人劇をするしげちゃんが、イベントで洋ちゃんの隣になればそっちを見っぱなしでファンサなんて忘却の彼方のしげちゃんがついにファンの心理に気づいたのだ。

 

これは凄いことだと思う。

ママ的に言うと「しげちゃん、成長しまちたねぇ〜♡♡」だ。

 

しかし、後半の部分がまだ分かってない。

多分ファンの大半は戸次重幸の役者としての力量をなにも心配などしていない。

戸次重幸は、憎めないサボリーマンからサイコパスな悪役、明るいオカマ、精神を蝕まれていく青年、生徒思いの先生までなんでも演じられ、いつもその演技に引き込まれる。台詞覚えも人一倍早く、芝居に情熱と誇りをもち、そして演技している姿が美しくかっこいい俳優だ。

だからそんなこと心配してない。心配してない。(大事なことなのでリフレインしました)

ママ達(いっそ子残念たちをこう呼んでしまうけど)が心配しているのは、例えば「役づくりのためとはいえダイエットしすぎじゃない?」とか「次の現場若い子ばっかりだけどストレスにならない?」とか「仕事急がしそうだけど体調大丈夫?」とか「また遅刻したみたいだけど怒られてない?」とか「ダイアリーのその書き方誤解受けない?」とかそういうほんとに親みたいな目線なのだ。

 

そしてその目線は決して大の大人である戸次重幸をなめたりしているわけではなく、戸次重幸を役者として認め、人間として愛しているからこそなのだ。

そこんところを、少しでもいいので戸次重幸さんには分かっていってもらいたい。

 

長々書いてしまったけれど、この記事でいいたいことはつまるところ、そういうことです。

最後になってしまいましたが、

 

しげちゃんへ

これからも体に気をつけてがんばってね。 

               ママより

 

 

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 ※この記事の中で大変偉そうなものいいになってしまったこと、それぞれのファンに対して偏った見方をしてしまったことお詫びします。申し訳ありません 。